【新唐人2014年11月28日】22日、上海市内のレストランで、客が注文した料理からネズミの死骸が発見された。
大陸メディアによると、22日、張さん一家11人が「望湘園西郊百聯店」の個室で食事をしていた際、注文した野菜料理を半分ほど食べた時にネズミの死骸が出てきた。しかも張さんの子どもは汁をご飯にかけて食べたという。
張さんをはじめ、家族の複数人がその場で吐き出したという。騒ぎを聞きつけ、隣の部屋の客らも様子を見に来たが、やはり嘔吐したという。
その後、店の店長が説明を行うとともに、料理長も謝罪した。そして解決策として新しい料理を提供するとともに、賠償として1000元分の食事券を進呈することを申し出た。
しかし張さんは、ネズミがどこで入ったのかわからないこと、薬で死んだのか病気で死んだのかわからないこと、今後家族にどんな影響を及ぼすのかわからないこと、しっかり調査をする前に事を収めようとしたことなどを理由に、申し出を拒否したという。
交渉は夕方5時半まで続き、店側は2万元の賠償金を支払う代わりに写真の柵状を要求。しかし、また張さんに拒否された。
27日、店側はメディアに対し電話で「張さんから10万元を要求されたが、高額すぎるので受け入れられない」とコメントした。
一方、張さんは「ペストや出血熱などの病気にかかったら、10万元で何の役に立つのか」と金額に言及したことを否定した。
結局張さんは警察に通報し、26日には地元の市場監督管理部門にも通報した。店側は現在、関連当局の調査を受けている。
(翻訳/坂本)